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お正月のスイーツ

Sweet Holiday Dessert

The traditions and celebrations of Easter, Halloween. Christmas and New Year's all come together at once in Iran. Kids paint eggs, trick or treat and light candles on the Persian New Year. Then there is the banging of pots and pans in mass exultation, gifts of gold coins or cash and the purchase of new clothes. Although it's no longer practiced, the decoration of pine trees at Christmas may have been part of holiday revelry, according to carvings on ancient walls.

The best part, though, is the golden rice pudding because it makes life even sweeter. It's traditionally offered to strangers on the street. But the pudding is so delicious that it's prepared, served and eaten all-year round to ensure life stays sweet.

梅田のベターホーム協会が始めた食文化セミナーで、
今回外国の食文化を紹介する第一号に招かれました。


この日はペルシャのういろうの作り方を紹介しながら、
子供時代の薔薇色のイランのお話が弾んだ。
ペルシャ食文化のセミナーが終わって、
第2のペルシャティータイムで、お喋りはとどまるところを知らず。


ペルシャの伝統菓子を作ってから、
次は、日本料理の先生酒見睦子さんの匠の手で
桜餅の作り方を伝授していただきました。


難しいと思っていた和菓子も家庭で作れるものですね。
和菓子は、デパートで買うもんやとうっとおもってたけど!
イランでは、未だ家庭で作ってまっせい。


ペルシャ食文化もシルクロードから
日本へ伝わっていることを講演会で話すと、


みなさんは、好奇心から、
一昔前の日本文化へ時間が遡っていきました。


左は日本の桜餅、右はペルシャのサフラン・ういろう。
お米でお菓子を作るシルクロード・スイーツ
もちもちした米の食感と塩の味加減が共通点。


いざ作ってみるとそんな大変なもんと違うで。
今回のイベントが産経新聞に掲載された紹介記事。


イランでは、お正月になると道では色とりどりの衣装を着けた吟遊詩人が太鼓をたたいて詩を歌います。人々はお鍋ややかんをスプーンで叩いて、その音でみんなの気持を高揚。見知らぬ通行人まで引っ張り込んで、大きな鍋で炊かれた黄金のライス・プディングを大盤振る舞いします。


お正月にイランの家庭で作る黄金のライスプディングをいろんな料理教室で作りました。ペルシャの新年は、自然界が生まれ変わる。春分の日に当たり、スイートな年を迎えるためにペルシャの黄金のういろうを食べる伝統があります。お米を使ったお菓子は、和菓子によく似ています。


湯飲み茶碗に注いでいってるところ


子供たちもおいしいって言うてくれた。


ういろうのように固める黄金のライスプエィングもあります。


神戸北野町のダルビッシュコートにて、ダルビッシュダルビッシュセファット ファルサと私のトークショー。まずは、ダルビッシュさんがテヘラン時代のお正月の思い出話をしてくださいました。


ダルビッシュさんがテヘラン時代のお正月の思い出話をしてくださいました。
少年の頃お母さんに新しい服を買ってもらい、あまりにも嬉しく、さらの服を着たままて寝込んでしまった。寝ている間に、いつの間にお母さんがかパジャマを着せてくれていた。それほどお正月のプレゼントが嬉しかった。


新春の模様替え、家の家具の位置が変わっていたり、インテリアががらっと変わっていた。親戚の挨拶めぐりで、頭の上から足先まで着飾った来客が訪れると、「土足でお上がりください」と招く。


お年玉には、
「千夜一夜のおもてなし~ダリアのペルシャ料理」の本が配られました。


そして、ダルビッシュさんは、イランから持ってきた
お正月の飾り物について解説してくださいました。


模様替えをされた客間には


・悟りを表す蝋燭
・創造物を写す鏡 
・再生を意味するカラフルに着色された卵
・すべてを清める薔薇水
が飾られます。


母、プーリー・アナビアンにペルシャ伝統楽器で
「水仙」という曲を演奏してもらいました。


2nd サントゥールは、内海恵さん。
大阪音楽大学でプーリー・アナビアンのサントゥール教室をとり、
今やプロの演奏家。「水仙」は、デュエットで演奏。


テーブルの向こうには・・・


水仙が飾られている。


ペルシャのお正月は、春風が水仙の香りを運んでくる
  

お正月のディナーテーブルにその香りを漂わせた


メニューとプログラムと料理、すべてが手作りでした。


ザクロワインで歓迎


客間にはペルシャのおせち料理が並び、飾り付けにはペルシャ語の頭文字に“S”が付く七つの食べ物が並びます。

☆健康と美を象徴する林檎
☆愛を芽生えさせるナツメヤシ
☆病を払うにんにく
☆忍耐強くなる酢 
☆誕生の象徴である苗
☆悪を善に変える赤い薬草(ウルシ科)
☆人生をスイートにするプリン


テーブルセッティングをデザインしたのは、
「水仙」を演奏したプーリー・アナビアン。
曲を演奏するように即興でアレンジした。


ピラフは、オレンジの皮、ベリー、サルタナ・レーズン、人参、ピスタチオ、アーモンドで飾られたフルーツピラフは、お祝いのときに食べるピラフ。ピラフに使った材料など、料理舞台の飾りに置きました。


シンドバットが「開け胡麻」の魔法の言葉を唱えると宝物が積まれた洞穴の扉が開くように、イランの家庭を訪れると、山積みの宝石が散らばったような豪華な料理で迎えられます。


綺麗に食材が飾られていたピラフも混ざっていくと味も増していきます。


次は、1001アイランドサラダ。
みなさんサウザンド・アイランド・ドレッシングはご存じでしょ?


ペルシャのサラダは一味も二味も多いので、1001アイランドと呼んだんです。


その味は、ミントとオレンジのソーダ水。
オレンジのすかったした味とオレンジ・ソーダの
しゅわしゅわがもっと美味しくさせる。


このドレッシングの作り方は、「千夜一夜のおもてなし ~ ダリアのペルシャ料理に簡単なレシピが載っています。


黄金のナーンも載ってるよ。


煮込み料理に使った新鮮な材料を上に飾ると、
で健康的な魅力的イメージが強調されます。


パーティーが大好きなイラン人は、
近所からお金を借りてでも可憐な食事に招待します。


お喋りと歓待の名人を誇るペルシャ人。
家庭に招待されると、次に歓待を受けた人が、その家の人を招待します。


お礼にはまたお返しをし、千夜一夜のおもてなしが続きます。


花と蝋燭で飾り倒されたデザートテーブル


「薔薇のアイスクリーム」


千夜一夜物語のなかで描写されている未知の世界の料理を
紹介するブログにこれから、ページが増える予定です。
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